2011年3月16日
(ロシア、モスクワ) - ロシアでは今日、新しい「狩猟法」が制定され、冬眠中のクマを巣穴から引っ張り出して射殺するという残酷な狩猟方法が実質的に禁止されます。多くの場合、この狩猟方法で親を亡くした子グマはすぐに餓死あるいは凍死してしまいます。
1995年以来、国際動物福祉基金 (IFAW - www.ifaw.org)は巣穴で冬眠中のクマの狩猟を禁止する運動と、親をなくした子グマを救助し、リハビリをしてから野生に戻す活動を行ってきました。IFAWは今日までに150頭以上の子グマをトヴェリ州ブボニチのリハビリテーション・センターから野生に戻すことに成功しています。
「この狩猟法はロシアの動物の福祉にとって非常に大きな前進であり、こうした狩猟からクマを保護すべきだというロシア国民の意見を反映しています」とIFAWロシア事務所長、マリア(マーシャ)・ヴォロンツォワ博士は言います。IFAWは巣穴で冬眠中のクマの狩猟に反対する40万人以上の署名を集めることで、ロシア国民がこうした狩猟の禁止を望んでいることを天然資源省に通告しました。
新しい狩猟法は、狩猟期を大幅に短縮し、特にクマが巣穴で冬眠する冬を除外しています。ヒグマを狩猟できる期間は2回で、4月1日~5月31日と8月1日~11月30日。ツキノワグマの狩猟が許可されるのは8月1日~11月30日のみになりました。
新しい狩猟法では、巣穴で冬眠中のクマの狩猟禁止に加えて、1歳未満の子グマの狩猟及び1歳未満の子グマのいる母グマの狩猟も禁止されました。
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